毎日の食事で欠かせないのが、白いごはんによく合う「ふりかけ」ですよね。手軽にごはんにかけるだけで、朝ごはんや夕食、お弁当やおにぎりにも最適。これで日常の食事がグレードアップします。しかし、「ごはんはあるけどふりかけがない!」ということもあるでしょう。自作するのが難しそうに思えるかもしれませんが、実はとても簡単にできます。ここでは、
・お弁当のごはんにぴったりのふりかけ代替案
・おにぎりに合うふりかけ代替案
・自家製ごはんのふりかけレシピ
などを紹介します。
お弁当のごはんに合うふりかけの代替案は?
メインのおかずで補う
ふりかけがなくても心配無用です!たとえば、少量の肉を生姜で味付けして焼き、ご飯に乗せたり、余ったサーモンをほぐして手作りのサーモンフレークにしてみたりするといいですよ。味の濃い目のおかずを一品を加えるだけで、お弁当の味わいが一層豊かになります。
ツナを甘辛く炒めると子どもたちにも好評です。砂糖と醤油で味をつけ、少しの時間で調理するだけで、簡単に美味しさが引き立ちます。
海苔と醤油で手軽にアレンジ
醤油で味付けした鰹節をご飯に振りかけ、刻んだ海苔を上に敷けば、あっという間に美味しい海苔弁当ができます。子どもから大人まで喜ぶメニューです。
ごま油やコチュジャン、炒りごまを加えれば、韓国風の味わい深い海苔トッピングが簡単にできあがります。味の調整をして、自家製の味を楽しむのも素敵ですね。
ひき肉や卵で作る豪華そぼろ丼
ひき肉のそぼろ、卵のそぼろ、ツナのそぼろなどは、早く作れて見た目も豪華で美味しいものです。そぼろは案外簡単に作れて、ひき肉と調味料を混ぜて火にかけるだけで、美味しい味わいを楽しめます。
おにぎりの味付けのアイディア
シンプルな塩むすび
ふりかけがないときは、塩だけで味付けした塩むすびがおすすめです。これはご飯の風味を引き立てます。炊きたての暖かいご飯を使い、茶碗で軽く握りながら素早く形を整えるのがコツです。
●メモ
朝食用のおにぎりを作る際は、前の晩にお米を水に浸して冷蔵庫で保存し、朝に炊飯器で速炊きすると、ふっくらとしたご飯が作れます。
鰹節や梅を活用
鰹節があれば、おにぎりにまぶして鰹節おにぎりを簡単に作ることができます。鰹節にわさびや昆布茶を加えると、ピリッとした辛味が美味しさを引き立てます。
梅干しはその鮮やかな色で食欲を刺激します。梅と鰹節を合わせると、一風変わった美味しいおにぎりができます。
●メモ
梅をひじきと組み合わせて自家製ふりかけにすると、カルシウム豊富なひじきの美味しさも楽しめます。
自家製ふりかけのレシピ
便利な常備食材を活かす
お買い得な時にストックしておくと便利な食材は、サケフレーク、たらこ、塩昆布、つくだ煮、梅干し、紅しょうが、鰹節、ちりめんじゃこなどです。これらを利用してふりかけを作ると、ただのトッピング以上のものになります。
これらの食材は、白ご飯だけでなく、冷や奴にかけたり、卵焼きに混ぜたりしてもおいしいです。長期保存できるため、いろいろな味の食材を常備しておくと便利です。
●メモ
購入した梅干しに紅しそが含まれていたら、自家製のしそ風味ふりかけが作れます。紅しそを細かく刻み、醤油で和えるだけで、簡単においしくできます。
おかかの自家製ふりかけ
材料
– 鰹節 5g
– 白ごま 大さじ2
– 醤油 大さじ1
– みりん 小さじ1
●作り方
全ての材料を小さなボウルに入れてよく混ぜます。これで簡単においしいふりかけが完成します。
風味を強めたい場合は、だし醤油に変えるのもおすすめです。
ツナマヨネーズの簡単アレンジ
火を使わずに手軽にできるツナとマヨネーズの組み合わせは、ふりかけの代わりとしても活躍します。ツナとマヨネーズは1:1で混ぜるのが基本ですが、マヨネーズを多めにしたり、醤油やだしの素を加えることで、自分好みの味を楽しむことができます。
まとめ
この記事のポイントは以下の通りです。
・お弁当のごはん用にふりかけがないときは、おかずの工夫や海苔、そぼろを利用するなどの代替案があります
・おにぎりのふりかけの代わりには、塩むすびや鰹節、梅を使う方法が良いでしょう
・常に用意しておくと便利な食材には、焼き鮭、たらこ、塩昆布、つくだ煮、梅干し、紅しょうが、鰹節、ちりめんじゃこがあります
ふりかけはごはんを美味しくし、食欲を引き出します。旬の食材を取り入れたり、自分の好みに合わせてアレンジしたりして、お弁当やおにぎり、そしておかずとしても広く使いましょう。自分だけの特別な味を見つけてみてください。